ラフカット段階の仮BGM——リズムと感情的な流れを示し、後に本編成に置き換える。ペーシングと試写会に必須。
ファーストカットには仮音楽が必要だ。それで初めて、映画に息があるかどうか分かる。仮音楽なしでは、無音で魂のない映像を前にすることになり、シーンを3秒にするか7秒にするかさえ決められない。仮音楽は君の骨組みだ。リズム、感情の弧、転換点を示してくれる。君はそれに合わせて編集するのであって、その逆ではない。
実際にはこうなる――既存の楽曲、映画音楽、ストックミュージックライブラリから曲を選び、ラフカットの下に置く。ドラマにはヒンデミットやレディオヘッドのようなものが合うかもしれない。アクションシーンはエレクトロニックなパルスやオーケストラの力強さで成り立つ。音楽は最終的なものでなくていい――それは代役を演じる役者だ。一部の編集者は、意図的な象徴的なスコア(ハンス・ジマーとノーラン、クラシックロッカーとスコセッシ)を使うことで、すぐに正しい感情的な周波数に到達させる。これにより、監督との議論が省ける。
どこが重要になるか?プロデューサープレビューとテストスクリーニングだ。音楽のない映画は心理的に失敗する――観客は君が見たものを感じられない。仮音楽があれば、意図をすぐに理解してくれる。それがフィナンシエや配給業者に対する君のセールスポイントになる。同時に、意識しなければならないことがある。音楽は色を付ける。編集段階での賢すぎるスコアは、間違いを隠すこともできる。私は、オリジナルスコアが来て、音楽が割れ目を覆わなくなって初めて、編集ミスに気づいた経験がある。
使用許諾はここでは問題ない――放送用ではなく、あくまで作業用素材だからだ。しかし、どの曲を使ったか(作曲家、作品番号、タイムコード)を正確に記録しておくこと。これは、後の作曲家が君のタイミングの意図を理解するのに役立つ。仮音楽とオリジナルスコアを並べて流し、トランジションをテストすることを要求する監督さえいる――これは手間がかかるが、新しいスコアがどこで機能しないかをすぐに示してくれる。最終的には仮音楽は削除されるが、その構造は編集リズムの中に残る。仮音楽なしでは、その構造を決して見つけられなかっただろう。