無給または未登録のクルーメンバーがセットに忍び込む——隣人、ファン、即席インターン。保険の悪夢、すぐに追い出す。
野次馬 (撮影クルー)
そのシナリオはご存知だろう。ロケで撮影していると、突然、Tシャツを着ておらず、トランシーバーも持っていないのに、設営や撤収を手伝おうとする者が現れる。あるいは、プロダクションアシスタントと話したと言い張る者が通りすがり、次の瞬間にはクラフトケータリングに座ってモニターを眺めている。それが野次馬だ。無給で、保険もなく、登録もされていない侵入者で、映画作りは一種のオープンサンドボックスだと考えてセットに紛れ込む。
野次馬はいくつかの理由から、典型的なプロダクションの悪夢となる。第一に、保険。プロダクション保険は、コールシートに名前、役職、保険ステータスが記載されている人間しかカバーしない。野次馬がハシゴから落ちて怪我をした場合、あなたが責任を負うことになる。プロダクションマネジメントはパニックになるだろう。第二に、セットの安全性。その人物が信頼できるか、指示を理解できるか、あるいは環境に損害を与える可能性があるか、あなたは知らない。スタント撮影や重機を扱う場合は、これは死活問題だ。第三に、クルーの階層における混乱。キーグリップが突然誰かの指示を受け入れる(あるいは受け入れない)ことになったら、混乱が生じる。
通常、野次馬は、撮影許可が緩い場合、公共の場所でのゲリラ撮影、あるいは単に近所の人々が興味を持った場合に現れる。時には、友人のプロダクションハウスのインターンが、一緒に参加できると思い込んでいることもある。あなたのユニットプロダクションマネージャーとADは、システムを持つ必要がある。毎日の名前リスト、色分けされたクルー用リストバンド、あるいは少なくとも視覚的な管理だ。公式クルーカードを持っていない者は全員、即座に、丁寧にしかし断固として追い出す。議論の余地はない。自分自身を傷つけるのを助けることはできない。
正しい対応:シーンのファーストADがアクションを止め、プロダクションマネージャーが話し合い、野次馬にはセットは公共の場所ではないと伝える。大規模なプロダクションやユニオンの現場では、警備員が配置されることさえある。最善策は、撮影開始前にチームに明確に通知することだ。リストに載っている者だけがそこにいる。以上。それ以上でもそれ以下でもない。