単一フレーム——セルロイドまたはデジタルの最小時間単位。24fpsで41.67ミリ秒の持続時間。
フォトグラム (Photogramm)
1コマのフィルム、それがセルロイドに焼き付けられたものであれ、デジタルで捉えられたものであれ、あなたの映像表現全体を決定づけます。1秒あたり24コマ(長年標準とされてきた)の場合、1フォトグラムあたりに使える時間は正確に41.67ミリ秒です。これは取るに足らないように思えるかもしれませんが、それが全てです。このわずかな時間で、動きが滑らかに見えるかぎこちなく見えるか、フォーカスフレームが機能するか、露出が多少のミスを許容するかどうかが決まります。
実際には、これは各フォトグラムが独自の光、独自の被写界深度、独自の構図を持つ独立した単位であることを意味します。セットでDP(撮影監督)に絞りを開けられない理由を尋ねると、彼はフォトグラムの速度の基本について答えてくれるでしょう。より多くのフィルム(またはセンサー感度)は、暗くなる画像やより速いシャッタースピードを必要とします。フォトグラムは交渉の余地がなく、あなたのメディアの原子単位です。デジタル撮影では、同様の制約で作業します。フレームレートがシャッターアングル、露出、モーションの特性を定義します。24fpsは映画的で、30fpsはドキュメンタリー的で、60fpsはテレビのように滑らかに感じられます。これは、各フォトグラムの持続時間に直接関係しています。
編集では、これが実践的になります。ジャンプカットを作成したい場合、フォトグラム単位の精度で作業します。1フレームの違いが、カットがシャープに決まるかソフトに聞こえるかを意味する可能性があります。カラーグレーディングでは、特にフリッカーや露出ミスの場合、個々のフォトグラムをルーペで覗き込むことがよくあります。モーショングラフィックスとVFXは常にフォトグラム単位で計算します。1フレームのレンダリングミスが、あなたのショットを不良品にする可能性があります。スローモーションで撮影したことがある人なら誰でもこの問題を経験しています。120fpsまたは240fpsでは、フォトグラムは貴重なリソースになります。1秒あたりのフレーム数が多いほど、データ量、ストレージ、レンダリング時間が多くなります。
フォトグラムは、映画の美学全体の基盤です。それは抽象的でも理論的でもありません。セットでのあらゆる決定が構築される基盤です。ライティング、フォーカス、動き、編集:すべてが個々の画像を通して行われます。フォトグラムを理解すれば、特定のプロジェクトに特定のフレームレートが不可欠である理由がわかります。