編集判断を現場では決めず、カッティングルームで決める方式。必要より長く撮っておいて、後で正確なカット点を探す。演技のタイミングが不確定な場合に不可欠。
シーンを撮影していて、俳優がセリフを言っているが、「まだタイミングが完璧ではない、あるいは演技に複数の終了ポイントがある」とわかっている。ここでカットしてしまうと、後で編集の自由が利かなくなるため、そのまま回し続ける。カメラは最終的に必要なよりも長くショットを維持する。これがリビング・ホールドである。編集段階で初めて下される、意図的に開かれたカットの決定である。
セットではこれは常に起こっているが、名前で呼ばれることは少ない。その理由は、撮影時間は限られており、タイミングが不確かだからといって、誰もショットを3回撮りたくないからだ。だから、ゆったりと撮影する。俳優がセリフを終え、2、3秒間そのままにして、さらに回し続ける。そして編集段階で、映像が切り替わる正確なポイントを見つける。これにより、後で撮り直しをすることなく、モンタージュにおける柔軟性が得られる。
実際には、演技の感情的なニュアンスがまだ不明瞭なため、リアクションショットが必要以上に長く続く。あるいは、セリフがよりソフトにフェードアウトするように撮影される。最後の音節が途切れるのではなく、響き渡る。編集では、次のショットがどのように収まるか、あるいはシーンのテンポがその時点で何を要求するかによって、適切なポイントでカットする。リビング・ホールドはバッファを作成する。時間的にも感情的にも。
純粋な緊急対策との違いは、リビング・ホールドは意図的に計画されていることだ。脚本やメモに、タイミングを可変にしておきたい場所をマークしておく。これは、複数の俳優がお互いに反応するアンサンブルシーンでは特に重要である。カットが誰がそのフレームで本当にアクティブな役割を担っているかを決定するまで、それぞれが視線やジェスチャーを長く保つ。リビング・ホールドはビジュアルエフェクトやVFXレイヤリングでも機能する。演技が不自然に見えないように、モンタージュが後でエフェクトカットの適切なポイントを持てるように、ジェスチャーやリアクションを長く撮影する。カット担当者は感謝し、映画は呼吸する余地を得る。