ポスプロで停滞したプロジェクト——資金が尽きたか、権利問題か監督が放棄。クーブリックの『ナポレオン』が典型例。
ポストプロダクションでプロジェクトが滞り、劇場公開に至らない場合、それを「未完の映画」と呼びます。これは単なる脚本の失敗や制作の中断ではなく、実際に撮影された素材が存在し、しばしばラッシュカットまでできているにもかかわらず、最後の段階に到達しない状態を指します。財政的な理由がしばしば挙げられます。プロデューサーが撤退したり、配給保証が失われたり、予算の再交渉が失敗したりする場合です。時には、監督とスタジオ間の権利争いが、作品を倉庫の奥深くに葬り去る原因となることもあります。キューブリックの『ナポレオン』は、カラーグレーディング以外は完成していたにもかかわらず、MGMが権利を保持し、素材を何十年も金庫で腐らせたという、教科書的な例として残っています。
撮影現場や編集段階では、後になって映画が未完になることに気づかないことが多いものです。撮影は進み、テイクは撮り終え、最初のカットも存在します。しかし、全く予期せず、機械が停止します。請求書が支払われず、ポストプロダクション・スーパーバイザーは解雇されます。最悪の場合、権利争いがさらなる作業をブロックするため、ラッシュカットは弁護士事務所の地下室のハードディスクに眠ることになります。私自身も、編集ロック後に頓挫したプロジェクトに参加した経験があります。3ヶ月間の沈黙の後、短いメールが届きました。「予算を使い果たしました」。映画は95%完成しており、サウンドデザインと最終的なカラーコレクションだけが残っていました。今日、その作品の唯一の現存物は、DCPのテストバージョンだけです。
関連用語との違い:「放棄されたプロジェクト」は、撮影現場や編集の初期段階で終了します。未完の映画はより厄介です。多大な労力と資金が投入されていますが、ゴールラインに到達するには十分な時間や資金がありません。アーカイブされたプロジェクトは、意図的に行われることもあります。監督が素材を保留したり、再構想したりしたい場合です。一方、未完の映画は、意図せず不完全な状態なのです。
実務家にとって、これは契約にポストプロダクションの継続性に関する条項を含める必要があることを意味します。資金調達構造と担保の確保が不可欠です。そして、資金の流れがおかしいと気づいたら、ハードディスクが差し押さえられる前に、早めにバックアップを取り、ラッシュカットを確保してください。