動かない単一フレーム — 写真、グラフィック、または映画フレーム。編集でスロー動作やテキストオーバーレイの基盤。
撮影現場では常に起こることだ。カメラを特定の構図で固定し、動かさない。それが「静止画」であり、動きと編集の基礎となる。意図的に撮影したものであれ、映画のフレームから抽出したものであれ、編集においては強力な武器となる。静止画は時間を止め、ペースに息吹を与え、エフェクトの舞台にもなり得る。
実際には、3つの出発点がある。セット写真は撮影中に撮られたもので、ドキュメンテーションであり、時に編集に使われる。抽出フレームは撮影された素材から抜き出したもので、動きの中で通り過ぎてしまった特定の表現が必要な場合に価値がある。そして、特別に計画された写真は、動画モードのカメラよりもはるかに多くのコントロールを与えてくれる。高解像度や高品質なセンサーで作業する場合、静止画からケン・バーンズ効果を構築することさえ可能だ。これは、画像を歪めることなく生命を与える微妙なズームやパンの動きである。
最も一般的な用途は、テキストオーバーレイとタイトルだ。雰囲気のある画像をベースにテキストを重ねれば、オープニングが完成する。トランジションと息継ぎ。編集のリズムが速すぎる場合、静止画で対抗する。スローモーションのベース。一部の編集者は、画像をピクセル単位で複製し、複数のフレームに分散させて人工的なスローモーション効果を作り出す。そして、エフェクトレイヤー。グレーディング、コンポジット、パーティクルシステムは、アニメーションが追加される前に静止画で作業することが多い。
注意:静止画とフリーズフレームは同じではない。フリーズフレームは、流れている素材から視覚的に停止するもので、時間が凍結する。静止画は常に静止していたものだ。その違いは微妙だが、編集では感じられる。フリーズフレームは元のセンサーとレンズの品質を持っているが、静止画はより正確にライティングや構図を調整できる。どちらを選ぶかは、あなたの意図、つまりドキュメンタリー的なものか、演出的なものかにかかっている。