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Plastorama
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速建セット用ポリウレタンフォーム — 軽量で加工性に優れ難燃性。素早い舞台装置制作の業界標準。

本物の石の台座の半分のサイズで、合成樹脂フォームで作られた――それが90年代の撮影で私が初めてプラスティコラマに出会った時のことだ。プロダクションデザイナーは、宮殿のシーンのために2日間で完全な廃墟の建築を必要としていたが、予算は限られていた。プラスティコラマはまさにそれを可能にする。石、コンクリート、レンガのように見える巨大な構造物だが、職人が48時間で製作し、フォークリフトでステージに運ばれる。素材――表面コーティングを施した発泡合成樹脂フォーム――は極めて軽量で、熱成形が可能で、本物の石積みのよう​​にフライス加工、研磨、塗装ができる。

その利点は明らかだ。鋳鉄製のドア枠が2日間の設置と撤去に4人のスタッフを必要とするのに対し、プラスティコラマはその素材自体を2時間で仕上げることができる。テレビプロダクションや演劇セットには不可欠なものとなった――予算が節約され、安全性(崩壊のリスクがない)が向上し、修正による編集が最小限になる。耐火性は標準であり、保険会社を安心させる。一部のプロデューサーは、プラスティコラマが関わるようになると、シーン予算を30%削減すると計算している。

しかし、実際には注意が必要だ。プラスティコラマは表面仕上げに極度の注意を要する。生の素材は80センチの距離から見ても、あまりにも滑らかで均一すぎて、人工フォームのように見える。そのため、テクスチャ、エアブラシ作業、ブラシや顔料による退色が必要になる。中距離から遠距離のショットでは完璧に機能する。35mmを超えるカメラは、偽物に見えるディテールを明らかにする可能性がある。より大きな問題は、ドアや窓に実際の奥行きが必要であることだ――中が空洞に見える開口部は、すぐに偽物だと見破られてしまう。

自身の経験からの警告:プラスティコラマは加工中に強い匂いを放ち、換気が悪いとガスが頭痛を引き起こす可能性がある。成形後すぐにセットに入るべきではない。さらに、俳優がぶつかったり寄りかかったりすると、表面が剥がれることがある。階段やランプに滑り止めが必要なのは、移動を可能にするためだ。この対策と適切な仕上げにより、プラスティコラマは中〜大規模予算での迅速で信頼性の高い建築の標準的な解決策となる。

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