ロケーションは完全に密閉——通行人、車両、干渉なし。クリーンテイクの必須条件。
撮影場所が完全に管理されている状態――交通も、偶然通りかかる通行人も、外部からの騒音もない。これがロックアップだ。ロックアップなしでは、必然的に妥協を強いられる。車が画面に入り込んでくる、人がフレーム内を歩いていく、遠くでサイレンが鳴る。編集作業で、アトモスフィア(環境音)や映像がクリーンでないことに後悔することになる。ロックアップとは、制作部が事前に管轄当局、警察、地域住民と調整し、「この道路、この広場、このエリアは、この時間帯、映画撮影のために確保されている」と合意を得ることだ。それ以上でもそれ以下でもない。
実際にはこう機能する。ロケーションマネージャーとラインプロデューサーが、しばしば数週間前に許可を取得する。撮影当日、プロダクションアシスタントがポールを設置し、進入路を封鎖し、交通整理員を配置する。迂回路を監視するために地元の警察が必要になることさえある。これには時間とお金がかかるが、編集作業でその10倍以上の節約になる。なぜなら、ロックアップがあれば、クリーンなテイクが得られるからだ――後でカラーグレーディングやサウンドデザインで修正しなければならない視覚的・聴覚的な異物がない、あるいはもっと悪いことに、車が通り過ぎたために完全に使えなくなったテイクがない。
ロックアップの期間は大きく変動する。時には脇道での短いシーンのために2時間で済むこともあるが、時には広場や道路全体を撮影日中ずっと封鎖する必要がある――例えば、走行シーンのためや、複数のショットが同時に進行する場合などだ。これは、どれだけのバッファを計画する必要があるかにも影響する――オープンなロケーションではより速く撮影できるが、クリーンさには欠ける。ロックアップでは、時間的プレッシャーの配分が異なり、安心感がある一方で、地域社会に対する責任も伴う。
典型的なミス:コスト削減のためにロックアップの期間を短く設定する。そうすると、皆が慌ただしくなり、機材を忘れたり、テイクが断片的になったりする。あるいは、ロックアップは正式に許可されているが、地域住民や交通参加者とのコミュニケーションがうまくいかない――そうすると、不満や潜在的な対立が現場で生じる。プロのプロダクションは、ハードロックアップ(歩行者も含めた完全封鎖)とソフトロックアップ(交通量は減らすが、管理下にある)を区別する。どちらも計画とコミュニケーションが必要だが、どちらのバリエーションも、あなたの映像をカオスから守ってくれる。