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Kinefinity Terra
カメラ · 機材

Kinefinity Terra

Murnau AI illustration
flow kinefinity para roll take

4K/6Kセンサー、14ストップのダイナミックレンジ、SSDモジュールへのKineRAW記録を備えた中国製デジタルシネマカメラ。インディ制作向けのREDの代替機。

技術仕様

Terraは、独自のKineMOUNT(Canon EF互換)を採用し、ネイティブISO範囲は400-5120で、ISO 100-25600まで拡張可能です。ダイナミックレンジはISO 800で14ストップです。カメラ本体の重量はレンズなしで1.2kg、サイズは140×98×75mmです。記録メディアには、512GBから2TBの容量を持つKineMag SSDモジュールを使用します。内部カラーサイエンスはKineColorOSに基づいており、ネイティブRec.2020カラースペースをサポートしています。Terra 4K(4096×2160)と、より高解像度センサーを持つTerra 6Kの2つのバリエーションが存在します。

歴史と開発

KinefinityはTerraを2016年に初めて発表し、2017年にREDカメラの直接的な競合製品として市場に投入しました。2009年に設立された中国の企業は、Terraで国際的に展開する前に、まずアジアで地位を確立しました。2019年には、改良されたセンサーと拡張されたコーデックオプションを備えたアップグレード版としてTerra 6Kが登場しました。開発は、インディペンデント映画分野向けの低価格高性能カメラに焦点を当てていました。

映画での実用例

Terraは主にインディペンデント作品や低予算映画で使用されており、例えば張芸謀監督の「影」(2018)では特定のシーンに使用されました。KineRAWワークフローは、ProResやDPXなどの一般的なフォーマットへの変換に独自のKineStationソフトウェアが必要です。利点としては、コンパクトな設計、ISO 1600からの良好な低照度性能、手頃な価格が挙げられます。欠点としては、レンズサポートシステムの制限、アジア以外でのサービスサポートの小ささ、独自のストレージシステムが挙げられます。

比較と代替案

Terraは、Blackmagic URSAのようなプロシューマー向けカメラと、RED Scarlet-Wのようなプロフェッショナルシステムの中間に位置づけられます。ARRI Alexa Miniとは異なり、実績のあるカラーサイエンスや業界標準が欠けています。現代の代替案としては、Blackmagic URSA Mini Pro 12KやZ CAM E2-F6が挙げられます。Terraは、6K品質を必要とする予算の限られたプロダクションに適していますが、標準化されたワークフローを持つ大規模プロダクションには向きません。

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