K5600 Lighting 400W HMI フレネルスポットライト、単一端バーナー、調整可能ビーム角(12°–60°)、1.8 kg ヘッド、コンパクトな昼光フィルライト用。
技術詳細
Joker Bug 400は、400WのシングルエンドHMIバーナーとフリッカーフリー技術を採用した電子バラストで動作します。本体のサイズは21 x 15 x 13 cm、重量はバラストなしで1.8kgです。別体のバラストはさらに4.2kgあり、最大25メートルのケーブル接続が可能です。配光は、スポット(12°)とフラッド(60°)の設定が可能なフレネルレンズアタッチメントを介して行われます。冷却システムは、35dBの騒音レベルで静音なアキシャルファンを使用しています。
歴史と開発
K5600 Lightingは、1995年にパリで最初のJoker Bugを発売しました。これは創業者であるKas Oosterhuisによって開発されました。400Wモデルは1998年に、200Wと800WのBugの中間モデルとして登場しました。2003年には、テレビ技術における革新性に対して、このシステムはテクニカル・エミー賞を受賞しました。2019年の現行世代では、DMX制御とLEDステータスインジケーターが統合されています。
映画での実用例
Roger Deakinsは、映画「1917」でJoker Bug 400を塹壕内に隠して設置し、昼光のフィルライトとして使用しました。映画「グランド・ブダペスト・ホテル」では、Robert Yeoman率いる撮影チームが、そのコンパクトさを狭いホテルの部屋のセットアップに活用しました。3分未満という迅速なセットアップ時間は、ラン・アンド・ガン・プロダクションに理想的です。典型的な用途としては、窓のバックライト、車の室内、そして硬いガイドシャドウとして使用されます。欠点としては、大規模なセットアップには光量が限られることと、バーナー交換時の15分間の冷却時間が必要なことです。
比較と代替案
ARRI M8(800W)と比較して、Bug 400は重量が大幅に軽く、光量は半分です。Aputure 300dのようなLED代替品は、同様の光出力を可変色温度で実現できますが、HMIライトの点のような硬さを再現することはできません。Joker Bug 800は光量を倍増させますが、16Aではなく32Aの電源が必要です。強い太陽光下での屋外撮影ではHMI Bugが依然として無敵ですが、屋内ではLEDがより柔軟な選択肢となります。