K5600 Lighting HMI スポットライト、800W SE ランプ、4.2 kg、ビーム角 15–50°、26,000 ルクス;キーライトとフィルライト用。
技術詳細
Joker Bug 800は、800WのSE HMIランプ(シングルエンド)を使用し、バラストなしで4.2kgの重量です。電子バラストは8.5kgの質量を持ち、575Wから800Wの動作モードに切り替え可能です。非対称リフレクターは、バーナー位置を移動させることで15°(スポット)から50°(フラッド)の間で可変な配光特性を可能にします。DMX-512入力を備え、デジタル照明制御に対応し、1000Hzのフリッカーフリー電子バラストで動作します。
歴史と開発
K5600 Lightingは、重いフレネルレンズスポットライトのコンパクトな代替品として、1995年に最初のJoker Bugを導入しました。800Wタイプは、1998年以降、中程度のHMI出力の標準として確立されました。2003年には非対称リフレクターバージョンが市場に投入され、2008年にはDMX制御が続きました。2015年以降、K5600はLEDバリアントも提供していますが、高い光効率のため、プロフェッショナル分野では従来のHMIモデルが依然として主流です。
映画での実用例
Joker Bug 800は、クローズアップのキーライトとして、またはより大きなセットアップでのフィルライトとして使用されます。撮影監督は、太陽光下での屋外撮影において26,000ルクスの高い光効率を高く評価しています。「007 スカイフォール」(2012年)では、ロジャー・ディーキンスがロンドンの地下鉄での対話シーンの照明にJoker Bugを使用しました。そのコンパクトさから、ステディカム撮影や狭い撮影場所にも適しています。無段階に調整可能なビーム角は、異なるレンズの交換を不要にします。
比較と代替品
従来の1000Wフレネルスポットライトとは異なり、Joker Bug 800は、20%少ない電力で効率的なPARリフレクターにより同等の光出力を提供します。ARRI M8(800W HMI)とDedolight DLED9は直接の競合製品です。ARRI SkyPanel S30-Cのような最新のLED代替品は、消費電力が少ないながらも同等の明るさを達成しますが、HMI光源の点光源のようなシャープさを完全に置き換えることはできません。純粋なデイライトバランスと最大の光効率においては、HMIベースのJoker Bug 800が依然として無敵です。