俳優、スタッフ、または才能あるアーティストへの固定報酬。契約で定められ、撮影期間や成功とは無関係。
ギャラは、撮影期間の長さや本人がセットにいる日数に関わらず、あらかじめ定められた一括の報酬です。これは、1労働日ごとに精算される日給とは根本的に異なります。ギャラは、実際の勤務時間ではなく、役柄、プロジェクト、または合意された業務内容に紐づきます。
実際には、次のように機能します。著名な俳優が脇役のために8,000ユーロのギャラで起用される場合、その役柄が3日間の撮影であろうと10日間の撮影であろうと、金額は同じです。これは、予算が限られている制作会社にとって、コストを予測可能に保てるという利点があります。同時に、撮影期間の延長による予期せぬ事態からアーティストを保護します。したがって、監督や制作陣は「あと2日撮影を延長する」と簡単に言うことはできません。ギャラはすでに交渉され、確定しています。
ギャラは通常、俳優、監督、脚本家、または専門サービス提供者(例えば、著名な撮影監督やVFXスーパーバイザーなど)に対して支払われます。これ以下のレベルのクルー、例えばギャファー、グリップ、アシスタントなどでは、ほぼ例外なく日給または時間給で計算されます。ギャラは、その人物が明確に定義された、完結した業務を提供し、毎日利用可能である必要がない場合に適用されます。
重要:ギャラは通常、合意された業務のみを対象とします。追加の要求、例えば数週間後の追加撮影、リシューティング、またはプレミア上映への参加などは、別途交渉の対象となります。ここでは、追加ギャラや追加の日給精算の概念が適用されます。利用権(劇場、ストリーミング、テレビ)もギャラに含まれる場合もあれば、別途報酬が支払われる場合もあります。これは個別の契約によります。一部の制作会社では、サウンドデザイナーやコンポーザーのような専門家に対して、「撮影ギャラ」と「編集・ポストプロダクションギャラ」を区別しています。正確な区分は、制作陣が各アーティストと締結する契約書に記載されます。