Digital Sputnik DS3:576個のLED(RGBWW)を搭載したコンパクトなLEDパネル、18,000ルーメン、CRI 95+、V-Mountバッテリー対応、映画撮影・写真撮影用。
技術仕様
DS3は、直径22cmのパネルに576個のLED(ウォームホワイト192個、クールホワイト192個、レッド96個、グリーン96個、ブルー96個)を使用しています。最大出力時の光量は18,000ルーメン、CRIは95以上です。本体重量は3.2kgで、VマウントバッテリーアダプターとACアダプター(100-240V)を内蔵しています。アクセサリーなしでの照射角は120°ですが、ハニカムグリッドやバーンドアを使用することで60°または指向性のある光に絞ることができます。
歴史と開発
Digital Sputnikは2015年にDSシリーズを発売し、DS3はDS1およびDS2の後継機として2018年に登場しました。このウクライナの企業は、映画・写真業界向けのコンパクトなLEDパネルに特化しています。2020年には、拡張されたエフェクトモードと改善されたアプリ連携を備えたファームウェアアップデートがDS3に提供されました。2022年には戦争の影響で生産拠点がポーランドに移転しましたが、開発はヨーロッパとアメリカの販売代理店を通じて継続されています。
映画での実用例
DS3は、セットアップ時間の短縮が重要な「ラン・アンド・ガン」撮影やドキュメンタリー制作に特に適しています。撮影監督は、シーンのキーライトやインタビューのバックライトとして頻繁に活用しています。RGB機能により、フィルムフィルターなしでムード照明が可能になります。例えば、窓越しの青い月明かりや、温かい暖炉の雰囲気などを演出できます。夜間撮影では、外部電源なしで半分の出力で2時間稼働できるため、モバイルフィラーとして役立ちます。
比較と代替案
ARRI SkyPanel S30-Cと比較すると、DS3はモビリティは高いものの、光量(18,000ルーメン vs 9,400ルーメン)は劣ります。Aputure MCの代替としては、DS3はより広い面積をカバーできますが、携帯性は劣ります。後継機のDS6は光量を倍増させていますが、重量は5.8kgです。純粋な昼光アプリケーションでは、Quasar Q-LEDのような専用のバイカラーLEDの方が、特殊効果用のRGBチップを搭載していないため、より効率的です。