独特な特徴やキャスティングで定義される俳優——主演男優ではなく、忘れられない脇役。画面に存在感を残す人物。
撮影現場ですぐに彼だとわかるだろう。主演ではないが、登場するだけでその場をがらりと変えてしまう俳優。それがキャラクターアクターだ。彼はタイプキャスティングでキャリアを築くのではなく、個性を極限まで活かす。際立った顔立ち、ユニークな声、身体的な特徴、謎めいた眼差し――これらは欠点ではなく、彼の財産なのだ。古典的な主演俳優が自分自身を繰り返し、役から役へと同一人物として認識されたいのに対し、キャラクターアクターはこうした唯一無二の個性を活かして、全く異なる人物になりきる。逆説的なことだが、個性的であればあるほど、多様な役を演じることができるのだ。
実際のキャスティングにおいては、明確な戦略が必要となる。リード役としてではなく、脇役を忘れられないものにするために彼らが必要なのだ。シーン3の腐敗した警官、怪しげな手下、秘密を抱えた医者。キャラクターアクターは、最小限のスクリーンタイムで最大限の存在感を生み出すことに成功する。それは、彼らのリアリティが慣習に基づいているのではなく、その役柄そのものになりきっているからだ。彼は警官の「ように」演じるのではなく、90秒で消えてしまうにもかかわらず、忘れられない「あの」警官なのだ。
最良のキャスティングの実践法:キャラクターアクターを、ありきたりなロマンス役には起用しないこと。彼らの個性を戦略的に活用するのだ。歪んだ笑顔、不自然に聞こえる話し方――それは天性の才能ではなく、訓練と身体性への意識の賜物だ。編集段階では、キャラクターアクターは予想以上の反響を得ることが多い。短い反応、一瞥――それでシーンを決定づけるには十分だ。物語の骨組みにおけるプレースホルダーである主演俳優とは対照的だ。
演出上の決定としては、具体的にはこうなる。キャラクターアクターはテイク回数が少なくて済む。彼らは自分が何をすべきかを知っている。そのためには、感情面(それは彼らの中に内在している)ではなく、役柄を定義する細部について、明確な指示が必要だ。特定の手の動き、タイミング、身体的な特徴。キャラクターアクターは正確かつ意識的に仕事をする。彼は即興が得意なタイプではなく、キャラクターを計算高く構築する職人なのだ。だからこそ、型破りな映画にとって、彼は秘密兵器となる。