Angenieux 15-40 T2.6ズームレンズ、16個の光学素子、28cm最短焦点距離、breathing効果0.5%以下。『DUNE』『ザ・バットマン』で使用。
技術仕様
このレンズは、11群16枚のレンズエレメントを備え、そのうち3枚は非球面レンズで、最適なシャープネス性能を実現しています。フォーカス範囲は28cmから無限遠までで、標準的なマットボックスシステムに対応する114mmのフロント径を持っています。レンズは300°のフォーカス回転と120°のズーム回転を提供し、精密なマニュアル操作を可能にします。光学設計はブリージング効果を0.5%未満に抑え、画像中心部で1mmあたり200ラインペア以上の解像度を実現します。
歴史と開発
2017年にOptimo-Primeシリーズの一部として市場投入。2019年には最短撮影距離の短縮とデジタルセンサーに合わせた色再現性の調整が行われた改訂版が登場。
映画での実用例
「Dune」(2021年)や「The Batman」(2022年)で使用され、クレーンショットや構図設定に貢献。ズーム撮影時の均一なシャープネス分布、ステディカムやジンバルに適したコンパクトなデザイン。歪みは1%未満。
比較と代替案
Angenieux 24-290mmよりも高い開放F値を持つが、よりコンパクトなデザイン。代替案としては、Zeiss LWZ.3 21-100mm、Canon CN-E 15.5-47mmが挙げられます。このクラスではT2.6での最高のシャープネス性能を発揮します。予算重視の代替案としては、DZOFilm Pictor 20-55mmがあります。