アクションまたはセリフ後のキャラクターの反応へのカット。通常、ミディアムクローズアップから極端なクローズアップで撮影される。
技術的詳細
リアクションカットは、表情を正確に捉えるため、ミディアムクローズアップからエクストリームクローズアップのショットサイズで撮影されることが多い。35mmフォーマットでは、自然なプロポーションを確保するために、85-135mmの焦点距離が頻繁に使用される。主なバリエーションは3つある。直接的なリアクションカット(即座に続く)、遅延した(2〜5秒後)、そして予期する(トリガーとなるアクションの前)。カットのテンポは、通常2:1のリズムに従う。つまり、2秒のアクション、1秒のリアクションである。
歴史と発展
D.W.グリフィスは1915年の『國民の創生』で、感情的な強調のためにリアクションカットを体系的に初めて使用した。セルゲイ・エイゼンシュテインは1925年の『戦艦ポチョムキン』で、アクション・リアクション・チェーンによる弁証法的モンタージュの理論的基礎を築いた。ハリウッドのスタジオは1930年以降、クラシックなコンティニュイティ・システムでこの技術を標準化した。フランソワ・トリュフォーは1959年の『大人はわかってくれない』で、ハンドヘルドカメラの使用により、自発的なリアクションカットに革命をもたらした。デジタル編集システムは1995年以降、フレームレベルでのより精密なタイミング制御を可能にしている。
映画での実践的応用
セルジオ・レオーネ監督の『夕陽のガンマン』(1968年)には、クラシックな応用例が見られる。12分間のオープニングシーケンスは、環境音に対するリアクションカットが60%を占めている。会話シーンでは、標準的なショット/リバースショットのスキームに、話していない人物のリアクションが挿入される。ホラー映画では、「ジャンプカット」が使用される。ショックの瞬間の後に0.5〜1秒続くリアクションカットである。コメディジャンルでは、「ダブルテイク」が使われる。同じ人物が同じショットで2回反応する。
比較と代替案
インサートショットは感情ではなくディテールを示し、カットアウェイは主要な出来事から注意をそらす。マスターショット技術は、振付されたカメラワークを優先するために、リアクションカットを完全に省略する。スプリットスクリーン方式は、分割された画面領域でアクションとリアクションを同時に表示する。現代のステディカム操作は、静的なリアクションカットを、役者間の流れるようなカメラのパンで置き換える。選択は、望ましいリズムに依存する。リアクションカットは、カットの頻度を1分間に15〜25カットに加速させるのに対し、プランシーケンスは5カット未満に抑えられる。