ショットがロックされた——次へ進む。撮り直しなし。
撮影監督がカットをかけ、音声が録音がクリーンであることを確認すると、その素材は「イン・ザ・ボックス」となる。具体的には、RAWフッテージが保存され、メモリーカードに書き込まれ、テープが巻き戻され、バックアップが作成されたか、クラウド同期が進行中であることを意味する。この瞬間が、撮影と編集の間の心理的な境界線となる。イン・ザ・ボックスに入ったものは、もう触ることができない。セットでの追加露光も、「ちょっとライトを動かして」も、別のレンズでの再撮影もない。決定が下され、フィルム(またはデータ)はアーカイブされる。
実際には、セットの全員が、いつテイクが本当にイン・ザ・ボックスに入るのかを知っている必要がある。ファーストACはメモリーとメタデータをチェックし、エディター(またはスクリプト・スーパーバイザーがいればその人)はタイムコード、長さ、特記事項を記録する。そうして初めて、撮影スケジュール上のその項目が完了となり、次のセットアップを開始できる。多くのチームは、物理的またはデジタルのテイクリストを使用して、何も失われず、ポストプロダクションですべての生データが利用可能であることを保証している。「イン・ザ・ボックス」という言葉は、フィルム時代に、マガジン(セルロイドが入っていた缶)が保管庫に運ばれたことに由来する。それがボックスに封印されると、編集部門の所有物となった。
重要:「イン・ザ・ボックス」は「完璧」や「完了」を意味するのではない。それは最終的に保管されたことを意味する。テイクは技術的にクリーンでイン・ザ・ボックスに入っても、内容的にはひどい場合がある。俳優がまばたきを忘れたり、カメラが揺れたり、オフマイクが飛行機の騒音を拾ったりする。これらはすべて、編集またはカラーコレクションでしか修正できない。そのため、DPとエディターの間で、どのテイクがそもそも使用可能かについてのコミュニケーションが必要となる。一部のプロデューサーやポスト・スーパーバイザーは、生素材をライブで確認し、セットで何か再撮影が必要かどうかを、シーンが完全に「イン・ザ・ボックス」に入る前に把握しようとする。
難しいシーンがようやくイン・ザ・ボックスに入ると、セットの緊張感が明らかに和らぐ。同時に、そのステータスは集中力を要求する。本当に終わったのか?すべての部署がチェックしたか?そうして初めて、次のテイクに進む。