スタジオが自社クルーと機材で全て制作—外注なし。完全なコントロール、固定費増。
自身のスタッフ、カメラ、編集室、照明機材をすべて使い、外部のサービス業者に発注することなく、映画を完全に制作する場合、それはインハウスプロダクションです。具体的には、監督、撮影、録音、ガファー、編集、カラーグレーディングなど、すべてが自社のスタッフで行われます。スタジオや放送局が自前の制作体制を持つのは、あらゆる段階でのコントロールが最大限に可能であり、仕事の質が外部のサービス業者のその日の調子ではなく、自社の基準に直接依存するためです。
決定的な利点は、継続性とスピードにあります。編集者はあなたの美学を理解しており、カラーリストはあなたの指示に従って作業するため、誰かに改めて説明する必要がありません。社内プロジェクト(放送局向けのドキュメンタリー、大手ブランドの広告映画、企業コミュニケーション)では、ブリーフィングプロセスにおける摩擦が軽減されます。しかし同時に、一定の固定費を支払うことになります。つまり、制作が盛んな時期であっても、落ち着いた時期であっても、チームの給与は発生し続けるということです。これがビジネスリスクです。自社制作部門を持つ大手放送局は、1年先まで予測できるため、これを日常的に行っています。一方、小規模なスタジオは、完全なインハウスプロダクションの労力を正当化できるかどうかを、より慎重に判断するでしょう。
実際、公共放送局では常にこれが見られます。彼らは定期的に固定の制作チームを維持しています。これは、制作量がそれを吸収するためです。民間の制作会社では、インハウスはよりハイブリッドな決定となります。つまり、コアスタッフ(監督、編集者、プロデューサー)を擁し、個々の仕事のためにスペシャリスト(撮影監督、ガファー、音響技師)を外部から招くのです。これはもはや完全なインハウスプロダクションとは呼ばれず、アバブ・ザ・ライン / ビロウ・ザ・ラインのリソース配分に似た、ハイブリッドな制作モードと呼ばれます。
社内チームは、時間をかけて共通のビジュアル言語を発展させます。照明は似たように見え、編集のリズムは合い、カラーグレーディングはパターンに従います。これは、複数のエピソードや数ヶ月にわたる一貫性が求められるシリーズ制作やコーポレートワークにとって利点となります。欠点としては、外部の視点がないと、社内的な視野狭窄に陥る可能性があることです。