ネガから感光紙に直接プリントされたフィルムストリップ——引き伸ばし機なしで全体を確認。経典的な保存方法。
現像済みのネガフィルムを感光紙に直接重ね、1:1で露光して焼き付けると、それがコンタクトプリントです。拡大も投影もなく、ネガと感光層が純粋に接触するだけです。その結果、1枚の紙にフィルムロール全体を小さく、しかし完全に再現したものが得られます。かつては、撮影現場や現像所で、1コマずつ引き伸ばし機にセットすることなく、撮影したものを素早く確認するための標準的なツールでした。
その実用的な強みは、スピードと全体像の把握にあります。撮影1日分のフィルムロール全体を2分で評価できます。どのテイクがシャープか、露出はどうか、どの番号のテイクを詳しく見る必要があるか、などです。特にモノクロ写真や古典的なアーカイブでは、コンタクトプリントは不可欠でした。映画製作者は、コンタクトプリントを電話帳のようにめくります。それが、写真分野で使われる英語のContact Sheet(コンタクトシート)という言葉の由来です。
長編映画では、コンタクトプリントは主にライティングの決定に用いられました。撮影監督や照明助手は、本撮影を開始する前に、露出、コントラスト、グレーディングをチェックするためにテストロールをコンタクトプリントで焼き付けました。デジタル時代になり、紙の古典的なコンタクトプリントはほとんど廃れてしまいましたが、今日ではPDF形式のコンタクトシートを生成したり、RAW素材のサムネイルを直接見たりします。しかし、アーカイブや歴史的なフィルム素材のデジタル化においては、ネガをカタログ化するために、古い技術が今でも応用されています。
引き伸ばし(エングラージング)との違いは根本的です。引き伸ばしでは、ネガを引き伸ばし機のネガキャリアにセットし、レンズを通して光を紙に当てます。コンタクトプリントでは、光学系は完全に排除され、直接接触させ、均一な反射光または透過光で露光します。これにより、コンタクトプリントはコントラストが低くなりますが、ネガの傷(紙に現れる)に対してはエラーが発生しやすくなります。それでも、迅速な選別および選択プロセスにおいては比類のないものです。