アメリカのニュースネットワーク——映画用語ではない。プロダクションデザインまたはドキュメンタリー素材としてのみ関連性あり。
映画制作におけるCNN — この項目は、この辞書を真剣に受け止める人々にとって落とし穴となる。放送局自体はここには属さないが、セットや映像制作におけるその存在は、ドキュメンタリー映画や現代の現実を描写するフィクション作品において確かに重要である。
現代のドキュメンタリーや長編映画でニュースルームのセットを構築する必要がある場合や、登場人物にテレビを映し出す場合、CNNは信頼性の慣習となる。この放送局は視覚的に「ニュース」「情報」「危機」のショートハンドとして機能する。赤いロゴ、画面下部の典型的なテロップ — これらは映像言語となった。ドキュメンタリー作家は、9/11、選挙、災害などの歴史的な瞬間に、CNNのオリジナル映像やエージェンシーの素材を頻繁に利用する。なぜなら、映像が入手可能であり、視聴者はそれを即座に「本物の情報」として読み取るからだ。長編映画では、CNNはしばしば政治的な緊張や世界的な出来事を扱う際の装飾的な要素として使用される。これはジャーナリズムの質のためではなく、象徴的な認識性のためである。
実際には、ニュースルームのシーンを撮影し、それが本物らしく見えるようにしたい場合、CNNに似た要素 — 特徴的なグラフィック、ニュースの流れ、司会者のセットアップ — を計画する必要がある。法的には注意が必要である。オリジナル映像にはライセンスが必要だが、似たようにデザインされた架空の放送局は問題ない。一部のプロダクションでは、法的なグレーゾーンを回避するために偽の放送局(FNN、NBC風のバリエーション)を制作している。
カメラマンとしては、ロケーション・スカウティングでこれを実感する。もし部屋にテレビを映す必要があり、それが「現代のニュースメディア」として読み取れる必要がある場合、CNNはセット・デコレーターの言語となる。ロゴやグラフィックが読み取れるようにレンズの焦点距離やアングルを選択する — あるいは意図的にぼかすことで「一般的な情報」を伝える。これは映画の専門用語というよりは、私たちがデザイン的に扱う文化的な記号である。