連続T-slotと実装ミリメートルマーキングを備えたカメラマウンティングプレート。異なるセットアップ間での正確な再配置が可能。
技術的詳細
ブリッジプレートは、12.7mm間隔で1/4"-20および3/8"-16ネジ穴が連続して設けられた溝と、精密に刻まれたミリメートル単位のマーキングを備えています。ArriのブリッジプレートBP-8は、さらに15mmロッドマウントを内蔵しており、正確に780gの重量です。O'ConnorはCFF-1で、わずか340gのカーボンファイバー製バリエーションを提供しています。SachtlerのTouch & Goのようなプロフェッショナルモデルは、最大35kgの耐荷重と±0.1mmの繰り返し精度を持つクイックリリース機構を備えています。
歴史と開発
Arriは1982年に、マルチカメラプロダクションで同一のフレーミングを保証するために、Alexaの前身システム用に最初のブリッジプレートを開発しました。O'Connorは1995年にカーボンファイバーを採用したCFFシリーズを導入し、デザインに革命をもたらし、重量を60%削減しました。Sachtlerは2003年にTouch & Goシステムを導入し、異なるカメラポジション間のセットアップ時間を3〜5分から30秒未満に短縮しました。
映画での実践的な使用
「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015)では、撮影監督のジョン・シールが、追跡シーンでの静止・移動セットアップ間の急速なカメラ切り替えのためにブリッジプレートを使用しました。クリストファー・ノーランは「ダークナイト」(2008)以降、精密なショットマッチングシーケンスのために、Arriのブリッジプレートのみを使用しています。この技術により、VFXプレートやクリーンプレートに不可欠な、カメラの正確な位置を失うことなく、数秒で異なる焦点距離を切り替えることができます。
比較と代替案
標準的なカメラプレートとは異なり、ブリッジプレートは縦方向のスケールによりミリメートル単位での正確な再配置を可能にします。Technodollyのような最新のモーションコントロールシステムは、複雑な動きにおいてはブリッジプレートに取って代わりますが、そのコストは50倍(約180,000ユーロ対3,600ユーロ)になります。簡単なA/Bカメラセットアップにはクイックリリースプレートで十分ですが、精密なVFX作業やショットマッチングにおいては、ブリッジプレートは代替がありません。