Aputure RGB-LEDパネル、300W、色温度2,300–6,800K、CRI ≥96。広面積照明、36,000以上の色組み合わせ、DMX制御。
技術詳細
このパネルは2,300Kから6,800Kの相関色温度範囲で動作し、CRI値は≥96、TLCI値は≥97を達成します。RGB機能により、HSIコントロールで36,000色以上のカラーコンビネーションが可能です。電源はVマウント/ゴールドマウントバッテリーまたは付属の19V ACアダプターから供給されます。DMX512、ワイヤレスDMX、Sidus Linkアプリ、またはディスプレイからの手動操作で制御できます。筐体はIP54認証を取得しており、温度依存のファン制御を備えたアクティブ冷却を採用しています。
歴史と開発
アプチャーは2021年にLSシリーズの進化版としてNova P300cを発表しました。これはインディペンデント分野向けとしては、300W以上の出力を備えた最初の手頃な価格のRGBパネルの一つでした。2022年には、複数のパネルをワイヤレスで制御できるコントロールシステムが追加されました。この技術は、映画撮影の要求に応えるために特別に開発された、アプチャー独自のRGBWW LEDアレイに基づいています。
映画での実用例
Nova P300cは、インテリアの広範囲な照明や、ディフューザーを使用したブックライトとして適しています。典型的な用途としては、窓のシミュレーション、カラーアクセント照明、クローズアップ撮影のアイライトなどがあります。「ザ・バットマン」(2022)では、特徴的な夜の赤いシーンのために類似のアプチャーパネルが使用されました。スリムなフォームファクターにより、従来のフレネルライトが設置できない場所にも取り付け可能です。欠点としては、フルパワー時にファンの音がかなり大きく、大規模なセットには照射距離が限られる点が挙げられます。
比較と代替品
競合製品としては、ARRI SkyPanel S30-C(より高いビルドクオリティ、倍の価格)やLitepanels Gemini 2x1(類似の仕様、異なる配光特性)があります。小型の代替品としては、150WのAputure Nova P150cがあります。予算のある大規模プロダクションにはARRI SkyPanelsやLEDウォールが適しており、低予算プロジェクトにはAputure MCパネルやNanlite PavoTubesが適しています。P300cは、コンシューマー向けLEDとハイエンドスタジオライトの間のギャップを埋める存在です。