350W双色LED、2700K-6500K拡張範囲、1メートルで24,300ルクス、色温度制御用の一定出力モード。
Aputure LS 300Xは、従来のバイカラーの限界を超える、拡張された色温度範囲を持つバイカラーLEDライトです。このライトは、「コンスタントアウトプット」モードを備えており、色温度を変更しても明るさを一定に保ちます。
歴史と開発
Aputureは、2017年の初代LS 300dの進化版として、2019年にLS 300Xを発表しました。中国のこの企業は、積極的な価格戦略と高い品質基準により、ARRIやKino Floといった既存メーカーに代わる選択肢としての地位を確立しました。2021年には、拡張されたDMX機能と改善されたアプリ連携を備えたファームウェアアップデートがリリースされました。Xシリーズは、それまで高価なモデルに限られていた可変色温度機能を、Aputureの中級機に導入しました。
映画での実用例
LS 300Xは、小規模な空間でのキーライトや、大規模なプロダクションでのフィルライトとして、屋内撮影に適しています。可変色温度機能により、カラーフィルターが不要になり、タングステン光(3200K)と昼光(5600K)の間で素早く調整できます。ドキュメンタリー撮影では、インタビュー時の静音性がカメラチームに評価されています。バッテリー駆動により電源から独立していますが、150Whバッテリーで最大出力時のランタイムは約45分に制限されます。
比較と代替品
ARRI SkyPanel S30-Cと比較すると、LS 300Xは価格の数分の一で同等の色品質を提供しますが、RGB機能や高度なエフェクトは搭載していません。Godox VL300は、同程度の価格でCRIが95にとどまります。後継機として、Aputureは2022年に冷却性能と光出力が向上したLS 300d Mark IIを発売しました。携帯用途では、LS 300Xは出力、重量、価格のバランスが取れており、依然として有用です。
技術仕様
光出力
| 構成 | 1 m | 2 m | 3 m | 5 m | 7 m |
|---|---|---|---|---|---|
| モディファイヤーなし @ 5500K | 8,100 ルクス | 2,025 ルクス | 900 ルクス | 324 ルクス | 165 ルクス |
| 標準リフレクター (55°) @ 4300K | 24,300 ルクス | 6,075 ルクス | 2,700 ルクス | 972 ルクス | 496 ルクス |
| 標準リフレクター @ 2700K | 19,800 ルクス | 4,950 ルクス | 2,200 ルクス | 792 ルクス | 404 ルクス |
| 標準リフレクター @ 6500K | 21,600 ルクス | 5,400 ルクス | 2,400 ルクス | 864 ルクス | 441 ルクス |
| フレネル 2X (Flood) | 38,000 ルクス | 9,500 ルクス | 4,222 ルクス | 1,520 ルクス | 776 ルクス |
| フレネル 2X (Spot) | 56,000 ルクス | 14,000 ルクス | 6,222 ルクス | 2,240 ルクス | 1,143 ルクス |
仕様
| 特性 | 値 |
|---|---|
| LED出力 | 300 W |
| 最大消費電力 | 350 W |
| 色温度範囲 | 2,700–6,500 K |
| CCTプリセット | 2,700K, 3,200K, 4,300K, 5,500K, 6,500K |
| CRI | ≥ 96 |
| TLCI | ≥ 96 |
| CQS | ≥ 95 |
| SSI (タングステン) | 85 |
| SSI (D55) | 74 |
| ビーム角 | 105° |
| 調光 | 0–100% フリッカーフリー (20,000 fps) |
| 出力モード | Max / Constant |
| ライトエフェクト | 9 FX |
| マウント | Bowens-S |
| 制御 | Sidus Link, 2.4GHz, DMX-512 |
| ファンノイズ | < 20 dB |
寸法と重量
| 特性 | 値 |
|---|---|
| ライトヘッド | 210 × 170 × 160 mm |
| 重量 | 2.4 kg |
電源
| 特性 | 値 |
|---|---|
| AC電源 | AC 100–240V, 50/60Hz |
| バッテリー駆動 | Vマウント / ゴールドマウント (14.8V DC) |
| ランタイム (150Wh) | 約45分 |