編集技法:異なるカメラアングルからの連続ショット(45°その後90°)が空間的奥行きと動感を生成。
2つのショットを連続して編集する際、どちらも異なるカメラアングルから撮影されていると、それまで平坦だった連続性が、突如として空間的な存在感を生み出す。これがアングルプラスアングルである。単にショットAからBへカットするのではなく、観客にカメラが静止していても、あたかも自分が空間内を移動しているかのような感覚を与える、意図的な幾何学的なシフトなのだ。
そのメカニズムは単純だが、効果は繊細かつ強力である。人物を45度(やや横から、背景に奥行きがある状態)で捉え、次に90度、あるいは180度へとカットすると、同じ人物が全く異なる視点から映し出される。人間の目は、新しい視点だけでなく、空間的なシフトも感知する。これは動きのないカメラワーク、あるいはより正確には、観客自身が移動する観察者であるかのような印象を生み出す。2つのアングルは、それぞれが独立しているにもかかわらず、「加算」されて3D体験を創出する。
セットでは、最初から幾何学的にショットを計画しなければ、これは機能しない。コンパスの点のようにカメラ位置をマークする――45度、90度、135度。そして、各ショットを個別に撮影し、一貫した照明と影に注意を払う。編集でこれらのアングルを連続して配置することで、観客は空間的な進行を体験する。フィンチャーはこの手法を執拗に使う――彼のインテリアは、各新しいショットが厳密な角度でずらされているため、空間的に「原子的」に見える。キューブリックも同様だった:様式としての幾何学的精度。
この効果は心理的にも機能する。2つの似たアングル間の単純なカットは鈍く見えるが、アングルプラスアングルは幾何学的なコントラストによって視覚的な緊張感を生み出す。多くのアクションは必要ない――同じ被写体に対する2つの異なる空間的視点があれば良い。ただし、アングルのジャンプが過度に急激にならないように注意すること。そうしないと、意図的ではなく恣意的に見える。45度のオフセットは、ランダムなジャンプよりも効果的である。そして、両方のショットで被写界深度を同様に保つこと。さもないと、空間的なつながりが再び2つの別々のショットに崩壊してしまう。