外側の径が大きく、内側のネジが小さいアダプターリング——大きなレンズに小さなフィルターを装着できる。フィルターサイズを混在させるときに必須。
様々なレンズを使用する者なら誰でもこの問題に直面するだろう。24-70mmズームレンズは77mmのねじ込み式だが、古い単焦点レンズは52mmしかない。まさにここで「レダクション」が登場する。これは、大きなフィルターねじを小さなものに変換するシンプルなアダプターリングである。リング自体は外側に大きなねじ(レンズに適合する)、内側に小さなねじ(フィルター、マットボックスアダプター、その他のアクセサリー用)を持っている。シンプルで、エレガントで、必要不可欠だ。
実際、フィルターを節約したいならこの部品は不可欠だ。予算に限りがない撮影者以外は皆そうだろう。異なるサイズのNDフィルターを4つ購入する代わりに、2つのレダクションをケースに入れ、柔軟に組み合わせることができる。特に、古いレンズと新しいレンズを様々に扱うドキュメンタリー映画や小規模なプロダクションでは、レダクションは標準装備となる。重要:品質が重要だ。安価なプラスチックリングは緩く、騙されてはいけない。良質なアルミニウム素材、精密なねじ、リングとレンズの間に遊びがないことが求められる。緩いアダプターは、高価なNDフィルターが撮影中にゆっくりと外れてしまうことを意味する。そして、それは編集段階になって初めて気づくことになる。
撮影現場での実用的なヒント:レダクションにガファテープやマニキュアで印をつけよう(そう、実際のDPはそうするのだ)。暗闇でどのリングがどのサイズか間違えないようにするためだ。特に時間的プレッシャーの中でレンズを交換する際には、間違いが起こりやすい。また、注意すべき点として、すべてのレダクションがすべてのレンズに遊びなく、傷つけずに適合するわけではない。外側ねじの品質が決定的だ。安価な素材は時間の経過とともに変形する。最も安全なのは、同じメーカーのレダクションとレンズのフィルターねじを使用すること、または確実性を求めるならSchneider、Heliopan、Tiffenのような確立されたブランドに頼ることだ。
編集段階ではレダクションは無関係だが、撮影セットアップにおいては時間、お金、精神的なエネルギーを節約できる。フィルターマットを頻繁に使用する者(「マットボックス」も参照)は、レダクションをレールシステムの固定コンポーネントとしてさえ使用し、異なるレンズ径を標準化する。過小評価されがちな安価なリングだが、撮影現場では不可欠な存在だ。