HMIフレネルスポットライト、最高50,000ルクス、6000K色温度、焦点範囲15°-60°。Arri M18等の標準モデルは7.8kg。
技術的詳細
ソーラースポットはフレネルレンズシステムを使用し、1メートル離れた場所で最大50,000ルクスの照度を達成します。バーナーの動作温度は約6000Kで、フリッカーのない撮影には1000Hz以上の周波数を持つ電子バラストが必要です。Arri M18のような一般的なモデルは7.8kgですが、12Kモデルは最大15kgになります。これらの装置は、15°(スポット)から60°(フラッド)までの無段階フォーカス調整と、リモートコントロール用のDMX-512制御を備えています。
歴史と発展
Arriは1982年に初のプロフェッショナルHMIソーラースポットM8を発売し、それまでの一般的な10Kタングステンフレネルライトに取って代わりました。並行してOsramはHMIバーナー技術を開発し続け、1987年には初の18Kソーラースポットが可能になりました。1995年の電子バラスト世代の導入は、バラストの重量を40%削減し、ホットストライク機能を実現した画期的な出来事でした。
映画での実践的な使用
ロジャー・ディーキンスは、「ボーダーライン」(2015年)の砂漠のシーンでソーラースポットを多用し、厳しいメキシコの太陽をシミュレートしました。屋内撮影では、エマニュエル・ルベツキの「バードマン」(2014年)の撮影のように、6Kソーラースポットが大きな窓からのウィンドウライトとして使用されます。典型的なワークフローには、硬い光を調整するために2〜3メートル離れた場所に拡散フィルターまたはシルクフレームを使用することが含まれます。欠点としては、高い消費電力と、点灯後3〜5分のウォームアップ時間があります。
比較と代替手段
ソーラースポットは、タングステンフレネルライトと比較して、熱発生が少なく高い光出力を持ちます。6K HMIは、約20Kタングステンライトに相当します。2018年以降、Arri SkyPanel S360-CのようなLEDパネルが可変色温度の代替として登場しましたが、ソーラースポットのような点光源の品質には及びません。広角撮影や大規模なセットには引き続き18Kソーラースポットが使用されますが、クローズアップや小規模なプロダクションには2.5Kモデルで十分です。