C-stand 用の伸縮アーム(60–150 cm)で、15 kg までの照明を画枠外に配置し、スタンド影を排除。
技術的詳細
標準的なサイドアームの長さは60〜150センチメートル、パイプ径は16ミリメートルまたは28ミリメートルです。耐荷重は素材によって3〜15キログラムの範囲で変動し、アルミニウム製は約800グラム、カーボン製は450グラムの重さです。高品質なモデルは、25〜35 Nmのトルクを持つロッキングスクリュー(グリップヘッド)を備えています。伸縮式モデルは、1:2.5の比率で長さを調整できます。
歴史と発展
最初のサイドアームは、当時のサウンドステージの空間的制約に対応するため、1935年にワーナー・ブラザース・スタジオで生まれました。チーフ・ライティング・テクニシャンだったハロルド・ロッソンが、「真夏の夜の夢」のために、カメラの範囲外にフレネル・スポットライトを配置するコンセプトを開発しました。マシューズ・スタジオ・イクイップメントは、1952年に現在一般的に使用されている寸法を標準化しました。カーボン製サイドアームは、軽量なリギングソリューションが求められたREDカメラ革命のあった2008年になって初めて登場しました。
映画での実践的な使用
「ブレードランナー 2049」では、ロジャー・ディーキンスがサイドアームを使用して、アパートのシーンで三脚が映り込むことなく、正確なエッジライトを設定しました。自動車のCMでは、ブームオペレーターなしで車両の上方にLEDパネルを配置することができます。典型的なワークフローは、Cスタンドへの取り付け、照明器具の固定、そしてサンドバッグによるバランス調整を含みます。欠点としては、屋外撮影での風の影響を受けやすさや、最大リーチでの安定性の低下が挙げられます。
比較と代替手段
ブームアーム(ブームポール)とは異なり、サイドアームはオペレーターなしで静的に動作します。マジックアームは関節がありますが、最大2.5キログラムしか耐えられませんが、サイドアームは15キログラムまで耐えられます。統合されたライトマウントを備えた最新のカメラクレーンは、手の込んだプロダクションでは、従来のサイドアーム構成をますます置き換えています。低予算の撮影では、価格対性能比(45ユーロから)から、モーター駆動のパン・チルトシステム(2,800ユーロから)よりもサイドアームが依然として第一選択肢となっています。