BB&S Area 48 LEDパネル:576個の個別アドレッシング可能なLED、48×48 cm、CRI 95+、25,000 fpsまでのフリッカーフリー調光、DMX制御。
技術詳細
このパネルは576個の個別に制御可能なLEDを使用し、CRI値95以上、TLCI値97を達成しています。色温度は無段階に調整可能で、調光は0〜100%までフリッカーフリーで25,000fpsのフレームレートまで可能です。アルマイト処理されたアルミニウム製の筐体は4.2kgで、DMX512制御とローカルコントロールを備えています。バリエーションとして、Area 24(24×24cm)とArea 72(72×72cm)、そして一体型ディフューザーを備えたArea 48 Softが存在します。
歴史と開発
BB&Sは、コンパクトで高性能なLEDパネルへの需要の高まりに応えるため、2019年にAreaシリーズを発売しました。Area 48は、モバイルプロダクションやインタビューの標準としてすぐに確立されました。2021年には、改良された色再現性と消費電力の削減を実現したバージョンIIが登場しました。2023年の現行世代IIIには、ワイヤレスDMXと拡張されたエフェクトモードが統合されています。
映画での実践的な使用
「ザ・バットマン」(2022年)では、撮影監督のグレッグ・フレイザーが、ダッシュボード照明として偽装された車両シーンで、Area 48パネルを実用的な光源として使用しました。インタビューセットアップでは、Area 48はクローズアップのキーライトや、制御されたフィルライトとして頻繁に機能します。低消費電力により、Vマウントバッテリーで最大4時間、バッテリー駆動が可能です。このパネルは、30秒でセットアップでき、ウォームアップ時間を必要としないため、ラン・アンド・ガンプロダクションに特に適しています。
比較と代替案
ARRI SkyPanel S30-Cと比較して、Area 48は同等の光量でよりコンパクトな設計ですが、ARRIライトの拡張エフェクトモードはありません。Litepanels Gemini 2×1 Softは類似の仕様を達成していますが、外部バラストが必要です。予算重視の代替案としてはAputure Nova P300cが位置づけられますが、色精度には妥協があります。同様の携帯性でより広い照射面積が必要な場合は、Quasar Science Q-LED X CrossFadeが適していますが、これはアプリ経由でのみ制御可能です。