スフェリカルスポット:球面レンズの円形ゴースト。逆光時に光源と画面中心を結ぶ軸上に、絞りの像が点または点の連なりとして現れる。
スフェリカルスポットは、ゴーストフレアの基本形です。絞りを開けた際のレンズの開口部が、逆光時に画面内に映し出される、円形またはそれに近い形状の像であり、単独で現れることも、光源と画面中心を結ぶ線上に連なって現れることもあります。レンズ内の空気とガラスの界面それぞれがこのような反射を生み出す可能性があり、レンズ群が多いほど、その連なりは長くなります。その形状は絞りを示しており、絞りを開ければスポットは円形を保ちますが、絞り込めば絞り羽根の多角形が現れます。
フレアテストでこの用語が使われる理由
フレアライブラリにおいて、スフェリカルスポットは基準カテゴリとして機能します。これは、球面レンズがゴーストをどのように制御するか、あるいは無秩序に発生させるかを示すものです。現代の高性能コーティングが施されたレンズは、コントラストの低いスポットを少数生成しますが、ビンテージレンズは色収差を伴う強いゴーストの連なりを発生させます。アナモルフィックレンズと比較する際には、円筒レンズによって楕円形に潰されるアナモルフィック・スポットに対する、円形の対比として機能します。
セットでの使用法
スポットは3つの要素で制御できます。光源の位置(反射角から外す)、バウンスライト(画面外ぎりぎりの光源に対するアイブロウやフレンチフラッグ)、そして絞り(開けるとスポットは大きく柔らかくなり、絞るとエッジが鋭く定義される)です。これを表現手段として活用する場合、光源を意図的に画面内に配置し、ゴーストの連なりを画面の静止した部分に通すようにします。
実践的なヒント
- 絞り羽根の枚数はデータシートに記載されています。偶数枚の絞り羽根は、同じ数の角を持つスポットを生成し、奇数枚の絞り羽根は、ゴースト周辺にその倍数の数の光条を生成します。
- 顔に直接スポットが入ると、ポストプロダクションでの修正が高額になります。撮影前に、テイク1の前にわずかなパン(カメラの左右の動き)を確認してください。
- ズームレンズでは、焦点距離を変更するとゴーストの連なりが移動します。ズームイン・ズームアウトの際には、全範囲を移動させて観察してください。
関連語
クイズ
1. Was beschreibt „Sphärischer Spot" am besten?
2. Zu welchem Department gehört „Sphärischer Spot"?