ARRI SkyPanel S360:723×723 mmのLEDパネルライト、350W消費電力で2.5kW HMI相当の光出力、CRI >95・TLCI 98を実現。
技術仕様
S360はARRIのリン光LED技術を採用し、CRI値95以上、TLCI値98を達成しています。色再現性はRec.2020色空間の90%をカバーします。パネルの重量は40kg、サイズは723 × 723 × 141mmです。電源は100-240V ACまたは24-48V DCで、最大消費電力は350Wです。内蔵の冷却システムは25dB(A)未満の静音動作を実現します。制御はDMX512、sACN、Art-Net、またはBluetoothおよびEthernet経由のARRI LiDBアプリで行えます。
歴史と開発
ARRIは2017年にSkyPanelシリーズ最大のモデルとしてS360を発売しました。2019年にはファームウェア4.0でエフェクトモードが拡張されました。2021年には自動メタデータ転送のためのLiDB技術が追加されました。
映画での実践的な使用
S360は、350Wの消費電力で2.5kW HMIソフトライトに匹敵する光量を提供します。セットアップ例:広範囲の照射、バウンスライト、窓のシミュレーション。「ザ・クラウン」では、昼光の模倣のために複数のS360が使用されました。音声収録時の静音動作。フィルター交換なしでの色温度変更。
比較と代替案
S120と比較して:3倍の光量、より大きな照射面。競合製品:Litepanels Gemini 2x1、Creamsource Vortex8 – 同程度の性能だが、色精度は劣る。S360-C(2022)はRGBフルスペクトルを搭載。予算オプション:Aputure Nova P300c、Nanlite MixPanel 150。