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フルCTO
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フルCTO

Full CTO
Murnau AI illustration
daylight 5600k tungsten 3200k 1 2 ctb 1 4 ctb ctb full ctb 1 2 cto

色温度補正フィルター、Miredシフト-131で、日光(5600K)をタングステン(3200K)に完全に変換します。Lee

技術的詳細

フルCTOフィルターは0.6の透過密度を持ち、光量を約2段(Tストップで2.0)減少させます。フィルターは耐熱ポリエステルフィルム製で、正確な色層が施されており、120℃までの温度に耐えます。大型照明用の25x30cmから120x530cmまでの標準サイズが用意されています。ハーフバリエーション(1/2 CTO、1/4 CTO、1/8 CTO)は、それぞれ1200K、600K、300Kの相関色温度を減少させます。

歴史と開発

1971年にリー・フィルターが映画業界向けに初の標準化されたCTOフィルターを開発しました。これは、撮影監督が長年、即席のオレンジフィルターを試行錯誤してきた後でした。リーの「201 Full C.T.Orange」は業界標準となり、1978年にはロスコの「3407 RoscoSun CTO」が続きました。2010年以降、内蔵された色温度調整機能を持つ最新のLEDパネルによりフィルターの使用は減少しましたが、CTOフィルターはHMIおよびタングステンライトにとって不可欠なままです。

映画での実践的な使用

撮影監督ロジャー・ディーキンスは、「ブレードランナー 2049」(2017年)でフルCTOを広範囲に使用し、HMIライトを室内の暖かい基本ムードに合わせました。窓からの自然光と室内の人工光の雰囲気を混ぜ合わせる際の標準的な使用法です。「マッドマックス 怒りのデス・ロード」(2015年)では、18K HMIにフルCTOフィルターを使用し、強い自然光を暖かい夕日の光に変換しました。光量低下のため、より強力なライトまたは高いISO値が必要となります。

比較と代替案

カメラ用の85フィルターは逆方向に補正します(人工光から自然光センサーへ)、一方CTOフィルターは光源自体を調整します。CTBフィルター(カラー温度ブルー)は逆の効果をもたらし、色温度を3200Kから5600Kに上げます。可変色温度(2700K~6500K)を持つ最新のバイカラーLEDパネルは、フィルター付きタングステンライトを次第に置き換えていますが、CTO変換された大型HMIライトの光量には及びません。

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