Dracast Silkray:統合diffusor付きLEDパネル、モデルに応じて4200~12800ルクス、120°配光角とbi-color技術。
技術詳細
Silkrayシリーズは、バイカラーチップを搭載したSMD LED技術に基づいています。400モデルは1メートル離れた場所で4200ルクス、1000モデルは8500ルクス、そしてフラッグシップの1500モデルは12,800ルクスの光量を提供します。内蔵ディフューザーは光量を約1.5段低下させますが、照射角を120度に広げます。消費電力は48W(Silkray 400)から150W(Silkray 1500)の間で変動します。全モデルは1%刻みで0~100%の調光が可能で、VマウントバッテリーまたはACアダプターからの給電が可能です。
歴史と開発
Dracastは、プラグアンドプレイのソフトライトソリューションへの需要に応える形で、2016年にSilkrayラインを導入しました。カリフォルニアの同社は、従来のLEDパネルと別体のソフトボックスに代わるものとして、統合ディフューザーコンセプトを開発しました。2018年にはDMX機能が追加され、2020年にはBluetooth経由のアプリ制御が導入されました。現行世代(2021年以降)は、演色性の向上と消費電力の削減を実現しています。
映画での実用例
Silkrayパネルは、迅速なセットアップと一貫した照明が求められるインタビュー収録に特に適しています。コーポレートビデオ制作では、「トーキングヘッド」形式の標準的な照明として定着しています。ドキュメンタリー映画では、フィルライトや間接的な壁面照明として頻繁に使用されます。静音性(20dB未満)が高いため、セットでの音声収録にも適しています。コンパクトな設計は標準的なトロリーでの運搬を可能にし、グリップ機材を大幅に削減します。
比較と代替案
従来のタングステンソフトライト(ソフトボックス付きレッドヘッド)と比較して、Silkrayは熱発生と消費電力が大幅に低くなっています。しかし、ARRI SkypanelやLitepanels Geminiと比較すると、最大光量と色精度には劣ります。予算重視のプロダクションでは、Kino Flo Diva-Lite 401の安価な代替品としてSilkrayが定着しました。Aputure NovaやGodox Softlightなどの現代的な競合製品は、一部でより高い光量を提供しつつ、同様の機能を持っています。