コンパクトなハロゲンフレネルライト — 迅速に位置調整可能。スタジオと狭いロケ地での必須ツール。
バンビは、撮影監督の日常で最もよく使われる照明器具の一つです。フレネルレンズを備えた小型のハロゲンランプで、素早く位置を変えることができ、ほとんど場所を取りません。その名前はイタリア語の「bambino」(小さいもの)に由来しており、まさにその名の通り、コンパクトで機敏、そして信頼性があります。セットでは、既存のライティングをピンポイントで修正する必要がある場合や、狭い室内、自動車撮影、影の部分への素早いフィルライトなど、より大きな照明器具のスペースがない場合にバンビが使われます。
技術的には、バンビはハロゲン電球(通常300〜650ワット)とフレネル光学系を使用しており、フォーカスに応じて光の広がりを狭くしたり広くしたりできます。光はアクセントライトを置くのに十分集中していますが、フィルライトの修正にも十分な広がりがあります。この器具の重量は通常5キログラム未満で、消費電力も抑えられており、移動しながらの作業に最適です。フレネルレンズにより、光学系のない同等のポイントライトよりも硬い影が少なく、ドラマチックな演出に必要なディテールは保たれます。
セットでは、バンビは主に以下のような用途で使われます:ポートレートのアイライト(部屋全体を明るくするのではなく)、部分的な露出オーバーの修正、テイク間の素早いライティング変更、そして背景のアクセントとしてのエフェクトライト。軽量のCスタンドやミニブームアームに素早く取り付け、ディマーやフィルターで色温度を調整すれば完了です。住宅や自動車内での撮影を頻繁に行う人は、最低でも2台のバンビを持っています。スタジオでは、キーライトの後の標準的なフィルライトツールとして使われます。
実践的なヒント:ハロゲン電球は非常に熱くなります。ガラス部分には素手で触れないでください。指の汗は局所的なムラや寿命の低下を引き起こします。ハロゲン技術はLEDに置き換えられつつあり、現在では同様の形状で熱の発生が大幅に少ない最新のLEDバンビも登場しており、狭い空間での長時間の撮影では大きな利点となります。